こんにちは。ポチです。(*´~`*)
今年もついにインフルエンザが大流行する時期になりましたね。
ポチはここ20年ぐらいはインフルエンザにかかっていないのですが、今年はヤバそうな雰囲気です(/∀\*)
インフルエンザという言葉は16世紀のイタリアに語源があり、「影響」を意味する単語から使われています。
当時はまだウィルスという概念が無かったため、占星術師らは星の運行や季節・地形などの影響によって発生するものと考えていたようですね。インフルエンザを「星の呪い」という意味で呼ぶところもあるみたいです。
1918年から大流行した、インフルエンザ・パンデミックのスペイン風邪は、およそ1億人の命を奪ったとされています。当時は第一次世界大戦の真っ最中で、戦争による犠牲者と重複する部分もあるらしいのですが、医療体制がまだ未熟だったと言えども、バカにできるものではありませんね。
もっともスペイン風邪の正体は、鳥インフルエンザに由来するものだったらしいですが・・・
ところでみなさんは、当然もうワクチンの予防接種はしていますよね。
ワクチンと聞くと、一般に対ウイルスの特効薬のように思えますが、実は少し違います。
ワクチンとはウイルスを弱毒化、もしくは無毒化したものから作られ、体内に免疫システムを確立させるためのものです。
一般に体の中にウイルスのような異物(抗原)が入ると、体はそれを除去するために、抗体と呼ばれる特効薬(?)を作り出す仕組みを形成します。
この抗体を作り出す仕組みが免疫です。
免疫は長期に渡り持続するので、同じウイルスが再び進入しても、それに対応した抗体が体を守ってくれるので、同じ病気には繰り返しかからないようになります。
ただしインフルエンザは毎年少しずつ変異しているので、毎年それに対応した予防接種が必要です。
(ウイルスが強力な場合、免疫が確立する前に死亡してしまいますが・・。)
ちなみにワクチンが免疫を作るのに対し、直接体に抗体を送り込むものを血清と言います。
血清はウイルスに対して即効性がありますが、持続はしません。
しかも同じ血清を繰り返し使うと、血清(抗体)=異物(ウイルス)と体が認識してしまうため、患者が毛細血管の膨張によるショック(アナフィラキシー・ショック)を起こし死亡してしまう可能性があります。
インフルエンザに血清を使わないのは正にそのためで、繰り返し流行するようなウイルスには、とうてい血清は使えません。
また、人間の抗体を血清として他人に使うこともありません。
これは人体実験の色合いが濃くなるからだそうで、普通はワクチンを馬に注射し、そこで出来た抗体を血清として使うことが多いということでした。
まあちょっと話の筋が逸れてしまいましたが・・・
結局のところ、インフルエンザ予防には、手洗いうがい、マスクをして飛沫感染の予防、湿度を保って水分補給だそうですので、めんどくさがらずに実行・継続しましょう!
以上、ポチでした~(〃▽〃)
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