こんにちは!べごのおばさんです。
私は、エッセイスト・石黒由紀子さんの『ごきげんのコツ』という記事を楽しく読ませていただいております。
今回(3回目)は、豆柴センパイ(12歳のメス犬)と捨て猫コウハイ(7歳の雑種猫)の『互いを思い、いたわりあう』お話でした。
コウハイは(捨て猫から愛猫になっていました)、来客の多い石黒家にも慣れて、「今日の茶菓子はニャに?」と、テーブルにも平気で上り、隙があればお相伴にあずかります。コウハイは、ロングヘアの見た目の珍しさもあり、コウハイを中心に、話に花が咲きます。
その光景を少し離れたところから無言で眺めているセンパイ。テーブルの上は、センパイにとって「上がってはいけない」とされている禁断の場。そこに悠然とコウハイが上がり、しかも、お客様にちやほやされている。
石黒さんは、
センパイが、「もともと、この家の子は私だけだったのよ!なのに後からきて、みんなに可愛がられて、気に入らないわ!」と思っているのではないかと心配になりました。
そして、アニマルコミュニケーターと会う機会があり、センパイの気持ちを聞いてもらうことにしました。
そうしたら、センパイの気持ちは、
「甘えたり、いたずらしたり、この家ではそれがコウハイの役割だと思う。焼きもち?焼くわけないわ。だって、あの子は私が育てたんだもの。」と、思っていたそうですよ。
嬉しいですよね!犬も猫も、人間と同じ感情があって、お互いを思い、いたわりあって生活しているのですね。もしかして、邪な思いをもっているのは人間だけなのかも知れませんよ。
投稿欄には、横になっているセンパイの背中にコウハイがすり寄っている写真が載っていました。何とも言えない幸せそうな顔をして—。
※アニマルコミュニケーター(動物たちと会話し、彼らの考えや思いを〝通訳〟してくれる人)
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