大寒の今日、こちらは陽が差す穏やかな天気になりました。これは、善寶寺の五重塔です。雪景色に、古色蒼然とした姿が映えます。
昨年12月24日土曜日、善寶寺で行なわれている『禅のつどい』に参加しました。これまで正式に座禅というものに取り組んだことはありません。ただ、忙しい日常生活を離れて、心身を整えてみたいという気持ちは持っていました。いつもアレコレ考えて、気持ちが上の空状態のことが多いなと感じています。こんな近くで、このような催しが行われていると知り、俄然行ってみたくなったのです。
12月24日といえば、クリスマス・イヴ。キリスト生誕のお祝いの日に、お寺で座禅!
いい日どりだと思い、96の石段を駆け上がり、参加したのです。善寶寺のお坊さんとストレッチをして、身体をリラックスさせ、とてもくつろいだ雰囲気の中、座禅に入りました。座禅といっても、きちんと足を組めない場合は胡坐でも正座でもよく、また目は半眼でも閉じてもいい、つまり自分なりの方法で行なえばいいとのこと。座禅初体験の私は雑念ばかり浮かんできましたが、それでもお寺の大広間でそれらしい体勢になっているだけでも、気持ちが落ち着いてきました。
今月28日は、勤務日。このつどいは、入退席自由なので、私は少し遅れますが、また参加してみたいと思っています。そして慣れてきたら、禅僧と一緒に修行の作法に則って行われている『参禅会』に参加し、一度警策(きょうさく)で、ビシッと叩かれてみたいと思うのです。
無我の境地に達するのは、何年先やら・・と思いますが、まずは参加することから始めてみたいと思います。皆さま、ご一緒にいかがですか?
<ウリ坊>
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