こんにちは!べごのおばさんです。
昔から嫁と姑をめぐる問題は事欠かないようです。某新聞にこんな記事が載っていました。
あるイベントで「姑さんとの距離はどの位が理想ですか?」というアンケートを取ったら、平均が『70㎞』と出たそうです。この距離は、そう簡単に行き来出来ない距離ですよね。距離を置きたい理由を聞いたら、「昔ながらの考えを押しつけてくる」「教育のことまで口を出してくる」だそうです。姑さんの思いもいろいろあると思うのですが、人間は一度衝突すると犬猿の仲になってしまうことが往々にしてありますね。
ある民話にこんな話があります。『仲直りをした姑と嫁』
あるところに仲の悪い嫁と姑がいて、ある時、姑が風邪をひいて寝込んでしまいました。嫁はこれ幸いにと掛かりつけの医者に毒を盛ってもらうようにお願いをしました。医者は驚いたけれど、「この薬は直ぐには効かないので、姑さんのご機嫌を取りながら根気強く飲ませ続けるように。」と、念を押しました。
さっそく嫁は「これで治るから。」と、毎日優しく励ましながら薬を飲ませました。すると姑は涙を流して、「こんなに優しくしてもらって嬉しいよ。」と、今まで厳しく当たっていたことを嫁に謝ったのです。嫁は心苦しくなって「私は取り返しのつかないことをしてしまった。」と、医者に泣きついたのです。
すると医者は、「実はあれは元々毒ではない、良薬だったんだよ。」と、ネタばらしをしました。 ~神奈川の民話~
その後どうなったかは想像がつきますね。
私も夫の両親と30年間一緒に暮らしていたので、70㎞の距離という思いも分かります。育った環境が違う他人同士なので、噛み合わないことがあるのは当然のことですね。その噛み合わない部分を少しでも減らしていけたらいいのだと思います。
核家族は、家事や子育ての全てを自分たちでやらなければならないけれど、舅さんや姑さんと同居だと分担してくれるものもあるので、そんな時は、「手間が省けてラッキー!」と思うと、少~しだけ気が楽になりますよ。
しかし、このご時世ストレスを感じることがいろいろあって大変です。どうしたら自分は幸せになれるのか!?じっくり考えてみることは大切なことだと思いますね。『我慢』の物差しは人其々なので、正解も其々だと思います。
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