学校給食

こんにちは!べごのおばさんです。
学校給食の発祥の地は庄内平野にある鶴岡市です。明治22年(1889年)山形県鶴岡町(現鶴岡市)の私立忠愛小学校だと言われています。家が貧しくてお弁当を持ってこられない子どもが沢山いたので、この小学校を建てた大督寺のお坊さんが、おにぎり・焼き魚・漬物を昼食に出していました。みんな大喜びで食べたそうです。
 現在、鶴岡市では給食の開始100年を記念し、1989年から毎年『おにぎり給食』を行っているそうです。
 私が入った小学校は、12月23日が給食記念日で、その日は特別メニューと、当時珍しいケーキも付いてとても楽しみでした。普段は『コッペパン(袋に入ったジャム付き)』や『鯨肉の竜田揚げ』などで、私の大の苦手だった『脱脂粉乳』は毎日有りました。この脱脂粉乳は周りの男の子たちに分けていたのを覚えています。牛乳になったのは5年生くらいになってからだったと思います。余談ですが、米飯給食になっても牛乳が毎日出たのには理由があるそうで、それは学校給食法に、「完全給食とは、給食内容がパン又は米飯(これらに準ずる小麦粉食品、米加工食品その他の食品を含む。)、ミルクおよびおかずである給食をいう。」とあり、必ずミルク(または牛乳)を出すように規定されているからだそうです。でも、その日の献立によって融通は利きそうですが—。
 そして、給食当番も楽しかったですね。なんだか偉くなったような気分になりました。マスクと白い帽子を被って張り切ってしましたよ。それから、給食のおばさんとの思い出もいろいろありますね。昔は冷房設備もないので、真夏の給食室で汗だくになっておかずを作ってくれる姿が目に浮かびます。ありがたかったです。食いしん坊だった私は脱脂粉乳以外は残したことがなかったように思います。
 小学校の頃のことを思い出すととても懐かしいです。殆んど外遊びで真っ黒に日焼けしていました。よく遊んで、よく食べて、ぐっすり眠る。こんな毎日でした。(因みに、私は昭和31年に小学校入学です。)
 山形新聞に学校給食の記事が載っていて、思いつきのまま書きました。

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