こんにちは!べこのおばさんです。(^∇^)
今回も知ったかぶり情報を一つ紹介します。
庄内地方の偉人、庄内浜に植林をした『藤左ヱ門親子』の話です。
「室町時代、出羽の国酒田の西海岸一帯は、昔、うっ蒼とした森林であったが、戦乱が続き焼きはらわれた事と、製塩のため長年乱伐した事で、不毛の砂山と化し、西風の烈しい時は砂が飛散し、田畑を埋め、人々の困苦は想像を絶するものだった。
1745年、その風砂の惨状を聞いた豪商・佐藤藤左ヱ門とその息子・藤蔵は、私財を投じ、身命を尽くして救難事業にあたった。
翌年の1746年、藤左ヱ門親子は砂防林の植林に着手した。
作業は苦労続きで失敗もあり、血の滲むような苦労をして植林したものの強い風で吹き飛ばされることもあった。
しかし、町人や農民の手伝いもあり、何年も、何年も植林を続けた。
その後も、藤左ヱ門親子に習って植林を志す人が増え、砂丘には再び豊かな緑がよみがえった。」
と、記されている。(山形新聞の記事より)
藤左ヱ門親子の『公益の魂』は脈々と引き継がれ、庄内人の気質となっていると私は思います。(ちょっと、褒めすぎかな—。)
人のために何かしよう!役に立ちたい!と思っても、決断する力が足りないと、“思い”だけが走ってしまい、結局、何もしないで終わるというパターンが殆んどです。情けないけれど、あれやこれやと言い訳を作り、実現しないでしまったことが何と多いことか—。老人と呼ばれる部類に足を突っ込んだ今、何が出来るのだろうか?と考えてしまいます。(´・_・`)
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