こんにちは!べごのおばさんです。ヽ(´∀`)ノ
今日は「夜尿症」についての情報を提供します。
※日本夜尿症学会が『診療ガイドライン』を改定したことで、一般医の方も適切な治療をすることが出来るようになったそうです。
子どもも親も心理的に大きな負担となる「夜尿症」、生理現象としての〝おねしょ〟と違い医学的には小学校入学頃になっても、月数回以上〝おねしょ〟が続くこと。(地元の保健師からの情報)
昔はおねしょをすると、「しつけが悪い!」「育て方が悪い!」と親が責められました。(殆んどの場合母親が)だから、治療するという発想にはならなかったと思います。
※自治医科大 中井秀郎教授(小児泌尿器科)の話
「夜尿症」は育て方やトイレトレーニングとは殆んど無関係と言われているが、残念なことに、「夜尿症」と思われる大部分の子どもが受診していないということ。今は、「放っておく病気」から「治す病気」に変わりつつある。
たかが「夜尿症」だが、発達に及ぼす影響は深刻で、
①子どもの自尊心の低下、不登校や内向的性格の形成に結びつく。
②学校の宿泊行事への不参加は、いじめなどと関係しそうだ。
③母親のストレス増による母子関係の悪化、などがあげられる。
治療は、まず生活指導でスタート、その後は薬物療法か、下着にセンサーを付ける夜尿アラーム療法へ、次に併用へ、という手順になっていく。
治療の基本は、まず規則正しい生活や水分の取り方を注意するなど、生活改善で開始する。この生活改善で約2~3割が夜尿をしなくなるというほどに重要なこと。
「夜尿症」はアレルギ―疾患に次いで多く、ありふれた子どもの症状である。治すには、「焦らない!」「叱らない!」「比べない!」などの態度と習慣が重要。
自然には治らないし、とりあえず様子を見ましょう!でも治らないようです。
夜尿症に限らず、「焦らない!」「叱らない!」「比べない!」は子育てのキーポイントのようですね。
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