昨日は、県内の公立高校の合格発表でした。テレビでは、合格して歓喜する様子が報じられていました。がんばって勉強して、無事に志望校に合格した方たち、本当におめでとうございます。この3連休を利用して、保護者と入学準備をする方も多いことと思います。高校生活に思いを馳せ、わくわくしているのではないでしょうか。
合格の喜びの一方には、不合格のつらい気持ちがあります。「どうして?」と、まだ不合格を受け入れられない方もいるかもしれません。周囲の慰めの言葉が耳に入らない時期かもしれません。努力してきたことが報われず、無力感を感じているかもしれません。
年を重ねてくると、違った道もあることや、渋々進んだところに思いがけない出会いが待っていることもわかってきます。でも、15の春を迎えたばかりの子どもたちには、まだ難しいことですね。合格した人の前には、まっすぐな舗装された道が用意されていて、自分の前には道がない・・。そんな感じがするかもしれません。
道は、それぞれできるのです。用意されているのではなく、嫌々でも渋々でもトボトボでも、とにかく進んだ後にできていくだと思います。ときどき立ち止まっても、ひと休みしても、そしてシオンに相談に来ても、大丈夫ですよ。
シオンの近くにある空港は、ぐるっと周回できるようになっています。犬を連れた人、ジョギングや散歩する人と、天気の良い日はにぎわいます。1週間前に散歩したとき、こんなにきれいにまんさくの花がさいていました。
赤花のまんさくもあり、枯れた木立の中で、そこだけ春爛漫でした。
もうすぐ、春分。本格的な春が始まります。合格した方、そうでなかった方、どうか全ての方の心に春が届きますように。
<ウリ坊>
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