避難生活と子どもの健康!

こんにちは!べこのおばさんです。(=゚ω゚)ノ
某新聞の5/15日号に「避難生活と子どもの健康」と題して記事が載っていました。
熊本地震による避難生活が1ヶ月になります。長い避難所生活での困難が続く中で、子どもの健康をどのように守っていけば良いのか、という内容でした。皆さんにも知ってもらいたいので少しだけ紹介します。私にはとても参考になりました。
記事を書いた宮城県在住の『渡辺瑞香子小児科医』は「大規模災害は広い地域に渡って、同時に多くの被害が及びます。東日本大震災でもそうでした。ライフラインがダウンし、当たり前の日常生活が極めて困難になるのです。」とおっしゃっていました。正にその通りで、私には想像を絶するものだと思います。
そして、渡辺医師はその対応策として、
①感染対策(良く手を洗う)
②アレルギーへの対策(サイン板の利用)
③心のケア(スキンシップが大事) と、あげていました。

具体的には、
①水が使えない時は、アルコール消毒液の使用でも良い。
・おむつの交換後は良く手を洗い、所定の場所に捨てる。
・食中毒に気をつける。5年前の震災の時は、ラップで食器を包み、使用後にラップを捨てていた。
②サンプレートを利用して、食べられない物を周囲に知らせるようにする。
・避難所は、埃、がれきの粉じんなどを吸いやすいのでマスクを使用する。
③強い危機にさらされた時には、心理的な問題や普段と違う行動や反応が現れる。スキンシップを心がけ、安全であることを繰り返し話をする。子どもの話をよく聴いてあげる。子どもの遊び場を造る。
・避難生活が長期に渡る時は、避難所以外に子ども達の居場所を確保することが重要です。
【子どもの心のケア~おとなにできる支援~】—日本小児科医会作成
[emoji:i-261]必ず守ってあげる、だいじょうぶ!を伝えてあげる。  [emoji:i-261]子どもの話や気持ちを聴いてあげる。
[emoji:i-261]普段の普通の生活を大切にする。(食事・遊び・学習・休息・睡眠)
[emoji:i-261]十分なスキンシップを。[emoji:i-281]楽しみにしていることは続けさせる。
[emoji:i-261]子どもの嫌がることを無理にさせない。
[emoji:i-261]無理をさせず、ありのままの子どもの状態を見守る。
[emoji:i-261]お手伝いなど一緒に過ごす時間を大切にする。
子ども達が元気に楽しんでいる姿を見るのは、大人にも良いのだと思います。
災害は、何時、どんなふうにしてやって来るか想像がつきません。まして、自然災害はある日突然!です。
現在も授業を受けられないままの子どもがいるようです。一日も早く、全ての子どもが学校生活を送れるようになってほしいと思います。

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