アフガニスタン料理！

　先日、アフガニスタン料理教室に行ってきました。
　これは、その時作った料理です。右上の黄色いお米料理は、カブリという炊き込みご飯です。圧力鍋で茹でたラム肉、レーズン、アーモンド、ピスタチオ、人参に、シーズニングスパイス、砂糖、塩で味付けしたものです。アーモンドは、水に漬けてから皮をむいて刻むのですが、これががけっこう難しい。そもそもアーモンドの皮なんて、むいたことはありませんから・・。
　右下は、コフタというトマトソースで煮込んだアフガニスタン・ミートボールです。玉ねぎ、にんにく、とうがらしを混ぜてミートボールを作り、トマトペーストで煮込みます。
　左は、ボラニという料理で、小麦粉を練って作った生地の間に、ニラや茹でてつぶしたじゃがいもをはさんで焼き上げたものです。チジミのような、餃子のような味でした。

　こちらは、ハルワというデザート。米粉に油と砂糖を加えて作ります。米粉１㎏に、何と油１ℓと砂糖１㎏！だいぶカロリー高めですが、実際に食べると、かりんとうのような風味で、美味しかったです。
　アフガニスタン・イスラム共和国は、国土の４分の３が山岳地帯で、面積が日本の１．７倍、人口は２８６０万人、首都カブール（人口４００万人）、民族はパシュトゥーン人、タジク人、ウズベク人。公用語は、ダリー語・パシュトゥー語、大陸性気候で、日中の寒暖の差が激しく、低湿度。私が知っているアフガニスタンは、内線が続き、タリバンによって遺跡が破壊された国という程度です。まだまだ復興半ばにある国ですが、教えてくださった方は若く素敵な方でした。きっとこれから、故国の復興に貢献していくのでしょう。
　シオンがある鶴岡市には出羽庄内国際村という施設があり、年に何度か世界の料理教室を開いています。来年も、マレーシア、ドイツなどの料理教室が予定されているそうです。市内の留学生の方たちが講師をしてくださるようですが、私が逆の立場だったらと考えました。外国の方に教えたい、日本料理。何も、浮かびません・・。
　教わるより教えるほうがよほど難しいと感じた時間でした。
　　　　　 <ウリ坊＞