きよしこの夜

こんにちは。ポチです。
いよいよサンタさんも大忙しの、本格的なクリスマスシーズンになってきましたね。
ちなみに私が先月ブログに書いたノーラッドの調査では、サンタは一晩に数億個以上のクリスマスプレゼントを配ったということになっていたようでしたが、1日が24時間しかないことを考えると、いったい1分間で何万個のプレゼントを配る計算になるのか・・・
夢の無い話でスミマセン(。-_-。)
ところでクリスマスソングとしてお馴染みの「きよしこの夜」という讃美歌がありますが、これはどのようにして作られたかご存知ですか?
1818年12月24日。オーストリアのオーベルンドルフにある聖ニコラウス教会での出来事です。当時この教会に、助祭をしていたヨゼフ・モールと、彼の友人でオルガン奏者のフランツ・グルーバーという人物がいました。
12月24日は、もちろん教会でも特別な日。しかしここでヨゼフは、あるとんでもないことをグルーバーに聞かされます。なんと教会のパイプオルガンのふいごがネズミにかじられてしまい、使えなくなってしまったのです。
その日は生憎の積雪で、修理工を呼んで修理してもらうような時間もありません。
どうしようかと途方に暮れるヨゼフでしたが、ここで彼にある考えが浮かびます。それは、教会にあるギターを使って讃美歌を演奏するということ。そしてギターの演奏に適した讃美歌を、礼拝までに作ってしまおうというものです。
 この提案は、グルーバーにはまったく良い考えとは思えませんでした。しかしヨゼフが懸命に説得し、歌詞も完成してしまったため、グルーバーも嫌々ながら作曲を始め、遂に礼拝開始の数分前に、このクリスマスキャロルが完成したのでした。
ちなみにこの曲をアメリカに広めたのは、あの「サウンド・オブ・ミュージック」でお馴染みのトラップ一家だということで、コンサートでは毎回プログラムに入れていたそうです。
それではみなさまも、良いクリスマスをお過ごしください。o(^▽^)o

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