子どものイタズラ

こんにちは。ポチです。
このところめっきり気温も下がり、過ごしやすいと言うよりも、むしろ寒いと感じる日が増えてきましたね。
風邪などひかぬよう、気を付けてお過ごしください。
さて、ポチがシオンで働き始めてふと思ったことがあるのですが、最近は昔と違って「子どもがイタズラをして困る!」なんて話はめっきり聞かなくなりました。
昔はよく「近所の子供が~!」みたいなことを聞いたような気がするのですが、今は『子どものイタズラ』というものは、ほぼ大人の悩みのうちに入らなくなってしまったんでしょうかね?
まあ多少のものはあるのでしょうが、子どもが何か問題を起こすと保護者や学校が厳しい目に晒されるような世の中になったような印象もありますし、問題が大事に至る前に指導が入るようになって、いわゆる『いい子』が増えているということでしょうか。
小さいうちにヤンチャをすることも一つの経験かとも思うのですが、そうそう単純な話でも無いのでしょうな(/∀\*)
さて子どものイタズラと言えば、こんな話を一つ。
1918年11月9日。
イングランド北部のウエスト・ヨークシャーのコティングレーに住む11歳の少女フランセス・グリフィスから南アフリカの友人に、奇妙な手紙が送られました。
手紙には「あなたに私の写真を贈ります。小川で写っているのは妖精です。」と書かれ、次のような写真が同封されていたのです。

この写真が撮影されたのは1917年のある土曜日のことで、フランセルは従姉妹のエルシー・ライトと共に森に出かけ、30分ほどで数枚の妖精らしきものをカメラに収めてきたのです。
この写真は近所で一時評判になりましたが、すぐにそれは下火になり、やがて忘れられていきました。
しかし1919年の夏のこと。
エルシーの母ポリーがある神智学会でこの写真の話をしたところ、再び世間に注目されることになりました。特にあの『シャーロック・ホームズ』の作者であるコナン・ドイルにも「世紀の大発見」と言わせるほどの事件となったのです。
写真はさらに新しいものが数枚公開され、懐疑的な意見が多く寄せられたものの捏造の痕跡も無く、「不思議な写真」として多くの議論を呼び続けました。
しかし、それから60年も過ぎたある日のことです。
撮影者であるフランセスとエルシーが、「あの写真は偽物」と自ら発表したのです。
妖精は【メアリー女王のギフトブック】という雑誌の切り抜きで、単にそれを草木にピンで留めただけということを告白したのでした。
これは『コティングレーの妖精』と検索すると詳しく判るお話ですが、当の本人はこんなに大事になるとは思っていなかったのでしょう。
振り回されてしまった大人もたくさんいたようですが、笑って許すことができた人はどれぐらいいたでしょうね(ノ∇≦*)
ちなみにポチは、こういうのはすぐに信じてしまうタイプです\(//∇//)\

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