市民参加型ミュージカル『蜂子の皇子物語』

 先日、『蜂子の皇子物語』という市民参加型ミュージカル公演を見てきました。5年前から公演を重ねてきたようですが、私は初めて見ました。主役をのぞいて、裏方も演者も市民(小学生から中高年まで)のかたたちです。
 蜂子の皇子は崇峻天皇の皇子でしたが、父が蘇我馬子に殺されてしまいます。その争いに巻き込まれないように聖徳太子の勧めで東国に逃れて、たどり着いたのが鶴岡市由良でした。8人のきれいな乙女の舞いに誘われて上陸し、その地は八乙女という地名になっています。日本史の教科書で見たような名前がたくさん登場して、遠い記憶をたどりながら見ていました。
  由良から向かった山は、その地まで導いてくれた八咫烏にちなんで羽黒山と名付けられます。そして修行をつんで、皇子は能除仙(人々の面倒をよくみて、その苦しみを取り除いたという意味)と呼ばれるようになりました。
 羽黒山は大好きな山なので年に何度か石段を登って参拝しますが、杉の大木が並び、神聖な空気に満ちています。このミュージカルで、羽黒山の謂れを知りました。
 台詞を覚えるだけでも大変なのに、歌ったり踊ったり・・。演じている人は、それぞれ学校に通い勉強したり、仕事をしながら、練習を重ねてきたわけです。舞台の背景や衣装も見事でした。これも、手作りされたのでしょうか?
 ひとつのものを作り上げる熱意や、私たちが住んでいる庄内は守られた場所なのだと感じました。地元の高校生も多数参加していて、自分の住んでいる町に誇りを持っていることが伝わってきました。
一生懸命になれるものがあるだけで、十分なのだと思います。私も、探さなきゃ!
     <ウリ坊>

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