旅立ちの春ですね・・

てんとうむし
 このところ、3月とは思えない暖かな日が続いていました。陽気に誘われたのか、バラの枝にヒメアカテントウがいました。暦の上では啓蟄を過ぎたのですから、テントウムシも冬眠から目覚めてもよい頃だったのでしょう。こんな小さな虫が、猛烈な寒波にも耐えて、春に動き出している姿には感動します。
 今日は、一転だいぶ寒いです。三寒四温とはうまい表現だと思っていましたが、この四字熟語は冬の季語なのだそうです。もともとは中国や朝鮮半島で、冬の寒暖の周期を表したものでしたが、最近は3日間寒くて4日間暖かい周期を繰り返しながら、しだいに春本番になっていくようなときに用いられます。
 そんな寒さの中、今日はこの地域の中学校の卒業式です。高校の合格発表が明日ですから、友人や先生たちとの別れの寂しさより、明日の合否が気がかりなお子さんもいることでしょう。年を重ねれば、高校がすべてではないことや、志望校ではなかったとしても、入学した先で素晴らしい出会いが待っていることなどに思いが至ります。
 でも、15歳の君には、それは難しいことですね。明日、悲嘆にくれるお子さんがいるかもしれません。励ましや慰めの言葉が響かないかもしれません。それでも否応なく時間は過ぎていきます。初めは嫌々でも、ほんの少し、本当にわずかでも角度を変えれば、その先の風景が変わります。明日、もしつらい結果を受け取ることになっても、季節が巡るように必ず良いことも待ち受けています。等しく希望の旅立ちを迎えられますように、心から願います。
     <ウリ坊>

コメント

タイトルとURLをコピーしました