8歳過ぎたら–。高齢犬の認知症 《95歳の母を想いながら》

こんにちは!べこのおばさんです。
 私の実家の母は95歳、昨年から老人福祉施設にお世話になっています。心臓が余り丈夫でない上に、転んで怪我をしてから歩くのも大変になってしまいました。家に居ると孫夫婦が帰ってくるまで、朝から晩まで猫のハイジを相手にお喋りするしかないのですが、施設に入ってからは、職員に声を掛けられたり、ゲームをしたり、物を作ったりして変化のある一日を過ごしているようです。
 
 只、一緒に入所している方は、殆んどの方が余り喋らないので、〝お話大好き!〟の母にとっては、それが退屈のようです。時々顔を出すと中々お喋りが止まりません。毎回同じようなことを繰り返し話すのですが、まだ会話になるので、なるべく顔を見せるように努力しているところです。
 今は娘の顔も孫の顔も分かるし、入歯もしていないのでお腹の調子も良好です。兄夫婦が早くに他界したので、孫の世話を頑張ってきた母、近所の同年齢の方々よりは元気なようなので、もう少し(なんて言ったら母に怒られるね–。)お喋りを楽しんでほしいと願っています。
 動物行動学専門の『入交眞巳医師』は、
 人間だけでなく、犬の寿命が伸び続ける中、認知症になると、夜鳴きや無意味な行動を繰り返すなどの異常が見られ、症状が進行するほど治療は難しいと話されています。
 犬も同じで大切なのは、初期症状を見逃さないこと、愛犬が8歳を過ぎたら、心身の変化を注意深く観察してほしいし、食事内容の改善や脳を刺激するゲームなど、飼い主の工夫次第で進行を遅らせることができるとおっしゃっています。
 命あるもの、誰でも平等に、いつかは土にかえりますが、「私の人生捨てたものじゃなかったな。」と言えたらいいのに—-。つい欲張ってしまいます。
 自分は、母の世話を専門の方にお願いしているのにお調子者ですね。
 私の家の周りには、まだ雪があります。花壇にも雪が積もっているので春が感じられません。明日で冬が終わるのに—。

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